法道院の歴史
総本山大石寺の末寺である法道院は、東京における日蓮正宗の信仰の道場として、明治31年(1898年)12月12日に建立されました。
御開基の日應上人は、総本山第五十六世の御法主上人のお立場でありながらも、帝都・東京への布教を志され、法道院を建立されました。その後、太平洋戦争前後の厳しい激動の時代を乗り越え、平成30年(2018年)に創立120周年を迎え現在に至ります。
1898明治31年
- 12月12日
- 日應上人が東京府東京市本郷区(現在の文京区)に法道院を建立。
1900明治33年
- 12月
- 東京府東京市浅草区(現在の台東区)に移転。
1902明治35年
- 12月
- 東京府東京市深川区(現在の江東区)に新築移転。
1903明治36年
- 1月
- 早瀬慈雄師が第22号教会所担任教師に任ぜらる。
1922大正11年
- 6月
- 日應上人御遷化。
1923大正12年
- 9月
- 関東大震災の火災により建物を焼失。
- 11月
- 東京府東京市向島区(現在の台東区)に移転仮復興。
1932昭和7年
- 1月
- 早瀬慈雄師御逝去。
1935昭和10年
- 10月
- 東京府東京市本所区(現在の墨田区)に新築復興。
1938昭和13年
- 6月
- 観妙院日慈上人が法道会教会所担任教師に任ぜらる。
1945昭和20年
- 3月
- 太平洋戦争の東京大空襲により建物を焼失。
1947昭和22年
- 4月
- 東京都豊島区に戦災復興。
1956昭和31年
- 8月
- 千葉県野田市に法道院野田出張所を開設。
1964昭和39年
- 7月
- 千葉県野田市に法道院野田墓地を開園。
1973昭和48年
- 10月
- 法道院野田出張所の発展に伴い法道寺を建立。
1974昭和49年
- 4月
- 茨城県在住信徒の願いにより、茨城県猿島郡に慈法寺を建立。
1975昭和50年
- 12月
- 現在の本館が新築落慶。
1978昭和53年
- 3月
- 千葉県富浦地域の信徒数増加および法道院研修道場として、千葉県館山市に自得院を建立。
1980昭和55年
- 10月
- 群馬県の信徒数増加に伴い、群馬県藤岡市に最勝寺を建立。
1983昭和58年
- 12月
- 法道院創立85周年記念事業として、神奈川県横浜市神奈川区に応顕寺を建立。
1988昭和63年
- 4月
- 法道院野田墓地事務所として、法楽院を新築落慶。
1990平成2年
- 12月
- 法道院新館を増築。
1991平成3年
- 12月
- 外国籍信徒の増加に伴い「国際部」を設立。
1993平成5年
- 6月
- 観妙院日慈上人御遷化。
1993平成5年
- 6月
- 早瀬義寛師が法道院第四代主管に就任。
1996平成8年
- 3月
- 仏法セミナーを開催。
1998平成10年
- 12月
- 創立100周年を記念し『法道院100年史』発刊。
- 12月
- 明治通りにて記念パレードを実施。
2004平成16年
- 6月
- シンガポール・開妙布教所との交流会を開催。
2005平成17年
- 5月・9月
- アメリカ合衆国ニューヨーク州・妙説寺との交流会を開催。
- 11月
- アメリカ合衆国ニューヨーク州・妙説寺、同ワシントンDC・妙宣寺との交流会を実施。
- 12月
- 総本山第六十八世 御法主として登座される。
2005平成17年
- 12月
- 八木日照が法道院第五代主管に就任。
2009平成21年
- 6月
- 総本山第六十八世 日如上人猊下大導師・総本山第六十七世 日顕上人御臨席のもと、第三代主管 観妙院日慈上人 第十七回忌法要を奉修。
- 11月
- 大法道院展を初開催。
2016平成28年
- 2月
- 法道院別館を増築。
2017平成29年
- 2月
- 外国籍信徒が集い「外国人大会」を開催。
- 7月
- 外国籍信徒が集い「国際メンバー登山」として総本山大石寺を参詣。
2018平成30年
- 12月
- 創立120周年を迎える。
2019令和元年
- 11月
- 台湾・本興院との交流会を開催。